メイン

予防歯科 アーカイブ

2008年03月18日

口臭

口臭

誰にでも体臭があるように、呼気にも臭いがあります。会話や呼吸で吐き出した息が周囲の人を不快にさせるような場合を口臭といいます。臭いの感じ方は主観的で、その質と量を客観的に評価することは出来ないので、多くの人が不快と感じる臭いが口臭と言えます。

【口臭の原因】
口臭の源は大部分が口腔、上気道、上部消化官の腐敗性病変によって発生し、それに口の中の細菌が関与します。口の中には健康な状態でも何億もの細菌が存在しているので、タンパク成分はたえず分解され、それが口臭の元となっています。
1) 生理的口臭
   早朝起床時、空腹時、緊張時、女性の生理的口臭は、自律神経の作用で唾液の分泌が抑制された場合に起こるもので、誰もが経験します。この臭いのレベルは低く、特別の対応の必要はありません。
2) 飲食物、嗜好品による口臭
   飲酒、喫煙、ニンニクのような臭いの強い食物摂取によるものです。摂取されたものが消化吸収され、血液中に流れ、肺でのガス交換によって口臭として表れます。
3) 舌苔
   舌苔は舌の剥離した上皮、白血球、細菌等から成る舌の表面の苔状のものです。全身疾患特に熱性疾患で脱水症状になると、口の中の自浄作用が低下して舌苔がたくさん蓄積し、口臭も強くなります。高齢で寝たきりになると口の運動機能が衰え、口の中が不衛生になりやすく、舌苔が出現しやすくなります。また、易感染性のため、真菌によるカンジダ症が見られることもあります。
4) 病的口臭
   口の中の病変に由来するものと、全身疾患に由来するものがありますが、大部分は口の中に原因があります。前者では歯周病、特に急性壊死性潰瘍性歯肉炎や進行した歯周炎のような重症の炎症が存在していると、細菌が増殖して臭気が発生します。歯周病にかかっている人は多いので、これに由来する病的口臭は最も多いものです。後者ではアデノイドや蓄膿症のような鼻の病気があって口呼吸をしている場合、呼吸器疾患(肺結核など)、胃炎、胃がん、糖尿病、肝臓疾患などに原因がある場合ですが、その頻度は少ないものです。
5) 自己臭症(口臭神経症)
   真の口臭ではなく、本人のみが感じる口臭です。精神的肉体的に不安定な時期、つまり思春期や更年期の女性に多く見られます。また、強いストレス下にさらされたり、うつ状態の時に自己臭を訴える場合もあります。
【口臭の治療】
口臭の測定にはUBC式官能試験、ブレストロン、ガスクロマトグラフィーなどが用いられます。
自己臭症の場合は心療内科、精神科との連携による治療が必要ですが、この場合を除いては、原因疾患の治療が優先します。

2008年04月04日

生活習慣病と歯周病

「生活習慣病」の定義は『食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群』とされており、糖尿病・高血圧・肥満・高脂血症・アルコール性肝疾患・歯周病等の疾患がその中に含まれます。
歯周病は歯肉に細菌が感染することによって起こる感染症であることが、他の生活習慣病と異なりますが、生活習慣の改善で予防できるため、生活習慣病のひとつと位置付けられています。

それでは歯周病の発症に関連すると思われる生活習慣にはどのようなものがあるでしょうか。
○ 不規則な食事
○ 偏食
○ 喫煙
○ ストレス
○ 不十分な歯磨き
○ 痛いときだけの受診

そこで歯周病の予防・改善には以下のようなことに努めていくことが大切です。
1 規則正しい食事をする
  間食の回数が多く歯磨きを怠ると、常に口の中は不潔になり、歯周病が進行します。
2 偏食をなくす
  偏った食事は、歯を支える骨や歯肉の健康を低下させます。バランスのとれた規則正しい食生活を心がけましょう。特に朝食は召し上がってください。一日の始まりは食事からです。
3 禁煙に努める
  喫煙はニコチンの作用で血管を収縮させて歯肉の血行を阻害させるため、細菌感染に対する抵抗力が低下します。また歯肉の健康を保つビタミンCも破壊してしまいます。
4 ストレスを溜めない
  ストレスの蓄積は、全身の抵抗力の低下を引き起こします。従って歯肉も口腔内細菌による感染を起こし易くなります。また精神的ストレスが生活習慣(歯ブラシ、喫煙、食生活等)を変化させ、歯周病を悪化させることがあります。
5 効果的なブラッシング
  歯磨きを怠ると、口腔内細菌の増殖を助長することになります。特に寝ている間は唾液の分泌が非常に少なくなるので、就寝前の歯磨きは念入りに行ってください。
6 定期的な歯科検診
  歯周病の予防や生活習慣の改善には定期検診は必要不可欠です。痛くなくても定期的に検診を行い、早期発見や歯石除去などのクリーニングに努めましょう。

2008年06月01日

禁煙デー

5月31日は世界保健機構(WHO)が定めた世界禁煙デーです。禁煙を推進するための記念日であり、
6月6日までの1週間を禁煙週間としています。
喫煙がいかに歯周病を悪くするか下記の表をご覧ください。
この機会にたばこを吸っている方は禁煙をしてみてはいかがですか。
%E7%A6%81%E7%85%99.bmp

【日本歯科医師会 保健指導における学習教材集より抜粋】


2009年06月01日

禁煙デー

5月31日は世界保健機構(WHO)が定めた世界禁煙デーです。禁煙を推進するための記念日であり、
6月6日までの1週間を禁煙週間としています。
喫煙がいかに歯周病を悪くするか下記の表をご覧ください。
この機会にたばこを吸っている方は禁煙をしてみてはいかがですか。
%E7%A6%81%E7%85%99.bmp

【日本歯科医師会保健指導における学習教材集より抜粋】

2013年11月07日

巡回指導

11月7日(木)私が校医を務める南瀬谷小学校で、歯科衛生士が行う巡回指導に参加してきました。
20131107_085937.jpg
横浜市歯科医師会の学校歯科に所属する歯科衛生士が横浜市内の学校を巡回し、歯磨きの重要性を啓発する事業です。児童たちにスライドを見せながら、むし歯・歯肉炎の成り立ちを説明し、ひとりひとりの口腔内をチェックしていきました。
子どもたちは好奇心旺盛で、行列ができるほどいろいろな質問を私に投げかけてきました。
この事業を通じて、少しでも歯磨きの大切さを理解してくれれば幸いです。

2014年02月27日

歯科受診について

2月27日(木)私が園医を務めるシャローム三育保育園にて、「歯科受診について」という演題で、子どもさんを預けるお母様方相手に講演をしてきました。
具体的な仕上げ磨きの方法、指しゃぶり等の悪習癖、食育などの話しをかみ砕いて話しました。
0歳から小学校入学までのお子さんを持つお母様から様々な質問が寄せられ、口の中に関する意識がとても高いことを認識しました。
今後も継続して保育士さんとともに児童の口の中を守っていく責務があります。

2015年05月14日

南瀬谷小学校 歯科健診

4月23、30日、5月7、14日(木)の4日間に分けて、例年行っている南瀬谷小学校の歯科健診に行ってきました。
900名弱の生徒の口腔内を診てきましたが、概ね良好でした。学校歯科医になり3年が経ちますが生徒の成長も見られて、今後も継続して携わっていきたいと思います。

About 予防歯科

ブログ「Dr.つなしまBlog」のカテゴリ「予防歯科」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは小児歯科です。

次のカテゴリは会務です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35