「生活習慣病」の定義は『食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群』とされており、糖尿病・高血圧・肥満・高脂血症・アルコール性肝疾患・歯周病等の疾患がその中に含まれます。
歯周病は歯肉に細菌が感染することによって起こる感染症であることが、他の生活習慣病と異なりますが、生活習慣の改善で予防できるため、生活習慣病のひとつと位置付けられています。
それでは歯周病の発症に関連すると思われる生活習慣にはどのようなものがあるでしょうか。
○ 不規則な食事
○ 偏食
○ 喫煙
○ ストレス
○ 不十分な歯磨き
○ 痛いときだけの受診
そこで歯周病の予防・改善には以下のようなことに努めていくことが大切です。
1 規則正しい食事をする
間食の回数が多く歯磨きを怠ると、常に口の中は不潔になり、歯周病が進行します。
2 偏食をなくす
偏った食事は、歯を支える骨や歯肉の健康を低下させます。バランスのとれた規則正しい食生活を心がけましょう。特に朝食は召し上がってください。一日の始まりは食事からです。
3 禁煙に努める
喫煙はニコチンの作用で血管を収縮させて歯肉の血行を阻害させるため、細菌感染に対する抵抗力が低下します。また歯肉の健康を保つビタミンCも破壊してしまいます。
4 ストレスを溜めない
ストレスの蓄積は、全身の抵抗力の低下を引き起こします。従って歯肉も口腔内細菌による感染を起こし易くなります。また精神的ストレスが生活習慣(歯ブラシ、喫煙、食生活等)を変化させ、歯周病を悪化させることがあります。
5 効果的なブラッシング
歯磨きを怠ると、口腔内細菌の増殖を助長することになります。特に寝ている間は唾液の分泌が非常に少なくなるので、就寝前の歯磨きは念入りに行ってください。
6 定期的な歯科検診
歯周病の予防や生活習慣の改善には定期検診は必要不可欠です。痛くなくても定期的に検診を行い、早期発見や歯石除去などのクリーニングに努めましょう。
